Division of Mathematics
Graduate School of Informatics
Nagoya University

小澤 正直 (おざわ まさなお)

名古屋大学大学院情報学研究科
数理情報学専攻 名誉教授
研究室:国際言語文化研究科棟3階302号室
電話:052-789-3075
E-mail : ozawa ( @is.nagoya-u.ac.jp を付けて下さい)


プロフィール
    名古屋大学大学院情報学研究科名誉教授。東京都出身。東京工業大学理学部情報科学科卒業。同大学大学院理工学研究科情報科学専攻修士課程、同専攻博士課程修了。同大学理学部助手を経て、名古屋大学教養部講師就任。その後、同助教授、ハーバード大学客員研究員、名古屋大学情報文化学部および同大学大学院人間情報学研究科教授、ノースウェスタン大学客員教授、東北大学大学院情報科学研究科教授、名古屋大学大学院情報科学研究科教授を歴任。理学博士。2015年紫綬褒章受章。2016年名古屋大学名誉教授。研究分野は量子基礎論、量子情報科学。主に量子測定理論、量子集合論、量子通信、量子計算など。日本数学会賞秋季賞、文部科学大臣表彰科学技術賞(研究部門)、量子通信国際賞、藤原洋数理科学賞大賞、中日文化賞受賞。

新着情報 (一覧)
  1. 図書:2018年11月10日発行, 『量子と情報: 量子の実在と不確定性原理』 小澤正直, 青土社,ISBN:4791771109
  2. 講演:2018年11月8日発表, 2018 International Workshop on Quantum Information, Quantum Computing and Quantum Control (Shanghai University, Shanghai, China, November 6-8, 2018) 基調講演 "State-dependent approach to quantum measurements and universally valid uncertainty relations" (Masanao Ozawa)
  3. 講演:2018年9月19日発表, Symposium on Advances in Mathematical Logic 2018 (SAML 2018): Takeuti Memorial Symposium (September 18--20, 2018, Kobe, Japan) 招待講演 "From Boolean-valued analysis to quantum set theory" (Masanao Ozawa)
  4. 発表:2018年9月11日発表, 18th Asian Quantum Information Science Conference (September 8-12, 2018, Nagoya, Japan) ポスター発表 "Error-Disturbance Relation in Stern-Gerlach Measurements" (Yuki Inoue and Masanao Ozawa)
  5. 講演:2018年6月14日発表, Towards Ultimate Quantum Theory (UQT): International Conference Devoted to Quantum Theory, Experiment and Technology (Linnaeus University, Vaxjo, Sweden, June 11-14, 2018) 招待講演 "Intersubjectivity of quantum measurement: Is the measurement value meaningless?" (Masanao Ozawa)
  6. 講演:2018年6月5日発表, 第38回量子情報技術研究会 (QIT38) (広島国際会議場, 2018年6月4-5日), 「Stern-Gerlach測定における誤差と擾乱の関係」 (井上 由樹, 小澤 正直)
  7. 講演:2018年3月6日発表, 東北大学電気通信研究所共同プロジェクト研究 「量子測定の物理と情報通信」研究会 (東北大学電気通信研究所, 2018年3月6-7日 ) , 招待講演「不確定性原理の状態依存性」 (小澤正直)
  8. 論文:2018年2月1日発行, 数学セミナー(2018年2月号,No. 676,日本評論社) 57(2) 28-33 「竹内先生の数学的世界観:量子論理に基づく数学(特集:竹内外史と数学基礎論)」 (小澤正直)
  9. 講演:2018年1月11日発表, Kavli IPMU-Berkeley Symposium "Statistics, Physics and Astronomy" (Kavli IPMU, Kashiwa, January 11--12, 2018) 招待講演 "Quantum Measurement Theory, the Uncertainty Principle and Gravitational Wave Detection: A Crossroad" (Masanao Ozawa)
  10. 報道:2017年10月4日発行, 中日新聞(朝刊社会面), 「重力波観測に物理学賞/ライバル『KAGRA』も祝福」(2017年9月29日, 10月3日取材); 産経新聞(朝刊社会面), 「重力波 ノーベル賞/国内研究者『力与えてくれる』」(2017年9月11日, 30日, 10月3日取材); コメント:今年のノーベル物理学賞が「LIGO検出装置と重力波の観測に対する決定的な 貢献」によりライナー・ワイス,バリー・バリシュ,キップ・ソーンの3氏に授賞される という発表がありました.受賞される3氏とともに,LIGOグループの皆様にお祝いを 申し上げます.私は,当時研究を進めていた量子測定の数学理論を応用して, 1980年代に繰り広げられた,重力波の二つの検出方式「共振器方式」と「干渉計方式」 を巡る論争に加わり, 後にLIGOで採用された「干渉計方式」の優位性を導く成果を 上げることができました[ M. Ozawa, Phys. Rev. Lett. 60, 385 (1988); J. Maddox, Nature 331, 559 (1988) ]. また,この研究で,従来の不確定性原理の定式の不備が明らかになり, 後にハイゼンベルクの不等式を改める新しい不等式の発見に結びつきました. 重力波検出プロジェクトの輝かしい歴史の一幕にこのような形で貢献できましたことは, 感慨深いものがあります. 新たに扉が開かれた重力波天文学の今後の発展を楽しみにしております.
  11. 講演:2017年7月19日発表, 2017年度物理学科コロキウム(7月19日)(東邦大学理学部) 「量子測定と不確定性原理」 (小澤正直)
  12. 講演:2017年7月12日発表, Frontiers of Quantum and Mesoscopic Thermodynamics (FQMT’17) (Prague, Czech Republic, 9-15 July 2017) 招待講演 "Quantum Root Mean Square Error and Universally Valid Uncertainty Relations " (Masanao Ozawa)
  13. 講演:2017年6月18日発表, 科学基礎論学会 2017年度講演会 (琉球大学, 沖縄,2017年6月17-18日) 科学史学会との共催ワークショップ「物理学における実在と測定」 招待講演 "ハイゼンベルクの不確定性原理の成立・破綻・新生" (小澤 正直) 
  14. 論文:2017年6月5日発行, The Review of Symbolic Logic 10 (4) 782-807 (2017) "Orthomodular-Valued Models for Quantum Set Theory" (Masanao Ozawa)
  15. 講演:2017年6月4日発表, Workshop: Quantum Contextuality in Quantum Mechanics and Beyond (Czech Union of Scientific and Technological Societies, Prague, Czech Republic, June 4-5, 2017) "Intersubjectivity of quantum measurement" (Masanao Ozawa)
  16. 講演:2017年5月30日発表, 第36回量子情報技術研究会 (QIT36) (立命館大学,朱雀キャンパス,2017年5月29-30日), “Weak Measurement and Quantum Root-Mean-Square Errors” (小澤 正直).
  17. 講演:2017年4月28日発表, 情報数理セミナー (東邦大学理学部,2017年4月28日), 「不確定性原理の新しい姿」 (小澤 正直)
  18. 講演:2017年3月24日発表, 2017年日本数学会年会 (首都大学東京,2017年3月24〜27日), 「量子論理における含意と竹内の量子集合論: 量子移行原理が成立する含意結合子の特徴付け」 (小澤 正直)
  19. 講演:2017年3月9日発表, 東北大学電気通信研究所共同プロジェクト研究 「量子測定の物理と情報通信」研究会 (東北大学電気通信研究所,平成29 年3 月9 日) 「不確定性原理は非可換物理量の確率分布を 正確に再現することを禁じるか?」 (小澤 正直)
  20. 論文:2017年2月28日発行, 数学文化 第27号 (日本数学協会編集,日本評論社発行) 40-52, 「不確定性原理に関わる不等式(特集=不等式)」 (小澤 正直)
  21. 講演:2017年2月9日発表, 北陸先端大情報科学系セミナー (第6回), (北陸先端科学技術大学院大学,2017 年2 月9 日) 「量子集合論入門」 (小澤 正直)
  22. 論文:2017年2月1日発行, 現代思想(2017年2月号, 青土社) 45(3), 112-117, 「情報技術と社会の変化」(特集=ビットコインとブロックチェーンの思想−中心なき社会のゆくえ) (小澤 正直)
  23. 論文:2017年1月3日発行, Quantum Physics and Logic (QPL) 2016, edited by R. Duncan and C. Heunen, Electronic Proceedings in Theoretical Computer Science (EPTS) 236, 127-144 (2017) "Operational Meanings of Orders of Observables Defined through Quantum Set Theories with Different Conditionals" (Masanao Ozawa)
  24. 講演:2016年11月24日発表, ICT イノベーションセミナーin東海 (ウインクあいち,平成28年11月24日) 「擾乱計測技術に基づく安全な量子通信の研究開発」 (小澤 正直)
  25. 講演:2016年10月21日発表, 第23回(2016年度第8回) 広島大学極限宇宙研究拠点(Core-U)セミナー (広島大学理学研究科,2016年10月21日) 「量子測定理論と不確定性原理」 (小澤 正直)
  26. 講演:2016年10月20日発表, 2016年度第6回広島大学理学研究科数学専攻談話会 (広島大学理学研究科,2016年10月20日) 「量子測定の数学理論入門」 (小澤 正直)
  27. 論文:2016年9月27日発行, Physical Review Letters 117, 140402 (2016) "Experimental Test of Residual Error-Disturbance Uncertainty Relations for Mixed Spin-1/2 States" (Buelent Demirel, Stephan Sponar, Georg Sulyok, Masanao Ozawa, and Yuji Hasegawa)
  28. 講演:2016年9月27日発表, Statistics, Quantum Information and Gravity (Kavli IPMU, Kashiwa, September 27, 2016) 招待講演 "Quantum Measurement Theory for Quantum Fields" (Masanao Ozawa)
  29. 講演:2016年6月22日発表, Quantum Foundations Workshop (University of Pavia, Pavia, Italy, June 21-22, 2016) 招待講演 "Soundness and Completeness of Mean Errors for Quantum Measurements" (Masanao Ozawa)
  30. 講演:2016年6月14日発表, Quantum and Beyond (QB): International Conference Devoted to Quantum Theory and Experiment (Linnaeus University, Vaxjo, Sweden, June 13-16, 2016) 招待講演 "Classical Instrument Model of Cognitive Hysteresis" (Masanao Ozawa)
  31. 講演:2016年6月10日発表, The 13th International Conference on Quantum Physics and Logic (QPL2016) (University of Strathclyde, Glasgow, Scotland, June 6-10, 2016) "Operational meanings of orders of observables defined through quantum set theories with different conditionals" (Masanao Ozawa) [slides] [pre-proceedings]
  32. 論文:2016年6月1日発行, 現代思想(2016年6月号, 青土社) 44(12) 48-61 「量子力学の転換点:量子測定・不確定性原理・重力波検出」(特集:日本の物理学者たち) (小澤正直)
  33. 講演:2016年5月30日発表, 第34回量子情報技術研究会 (QIT34) (高知工科大学, 永国寺キャンパス, 2016年5月30-31日), “Soundness and Completeness of Mean Errors for Quantum Measurements” (小澤 正直).
  34. 講演:2016年5月6日発表, Hong Kong Workshop on Quantum Information and Foundations (Hong Kong University, Hong Kong, 4-7 May 2016) 招待講演 "Quantum theoretical generalization of the root-mean-square error for measurements" (Masanao Ozawa) [slides]
  35. 講演:2016年5月2日発表, Workshop "Hilbert’s 6th Problem" (University of Leicester, Leicester, UK, 2-4 May 2016) 招待講演 "Completion of von Neumann’s Axiomatization of Quantum Mechanics: From the Repeatability Hypothesis to Quantum Instruments" (Masanao Ozawa) [slides]
  36. 論文:2016年5月1日発行, 数理科学(2016年5月号,No. 635,サイエンス社) 54(5) 15-22 「ハイゼンベルクが考えた不確定性関係」 (特集:「物理と認識」− 観測と実在への様々なる問いかけ −) (小澤正直)
  37. 採択:2016年4月27日発表, 論文 "Operational meanings of orders of observables defined through quantum set theories with different conditionals" (Masanao Ozawa) が QPL2016 (Quantum Physics and Logic, 6-10 June 2016, Glasgow, Scotland) の Long Talk ( Accepted papers ) に採択されました.
  38. 採択: "Measurement Theory in Local Quantum Physics" (Kazuya Okamura, Masanao Ozawa) Journal of Mathematical Physics 57 (1), 015209/1-29 (2016) [ MR3425191 ] が "MOST READ THIS MONTH" papers に選ばれました.(2016年4月18日)
  39. 発表: 2016年3月16〜19日開催(3月17日発表), 2016年日本数学会年会(筑波大学), 「量子集合論における実数の順序: 異なる含意結合子に対応する 順序の操作的意味の相違について」(小澤 正直), 「Measurement theory in local quantum physics」 (岡村 和弥,小澤 正直)
  40. 論文:2016年3月7日発行, New Generation Computing 34 (1-2), 125--152 (March 2016), "Quantum Set Theory Extending the Standard Probabilistic Interpretation of Quantum Theory" (Masanao Ozawa); doi:10.1007/s00354-016-0205-2 [ Special Issue on Quantum Physics and Logic ].
  41. 講演:2016年2月23日開催,学術振興会光ネットワークシステム技術 第171委員会第57回研究会・ 公開講演会『量子スピン』 (主婦会館プラザエフ) 「不確定性原理とスピン測定」(小澤 正直)
  42. 報道:2016年2月13日発行,中日新聞(朝刊), 「観測理論の提唱者 名大・小澤教授 『歴史的な瞬間』」 (2016年2月12日取材). 解説: 重力波の観測には、1960年代より、自由質点を監視する「干渉計方式」 と調和振動子を監視する「共振器方式」の二つの方式が提案されてきました. 1980年には,「干渉計方式」には,量子力学の基本原理「不確定性原理」に由来する 感度の限界(標準量子限界)があるが, 「共振器方式」には,量子非破壊測定法が適用できるので, そのような限界がないとされました [ V.B. Braginsky, Y.I. Vorontsov, K.S. Thorne, Science 209, 547 (1980) ; C.M. Caves, K.S. Thorne, R.W.P. Drever, V.D. Sandberg, M. Zimmermann, Rev. Mod. Phys. 52, 341 (1980) ]. 1983年,ユエンは,自由質点の監視に関する標準量子限界の導出に誤りがあると 主張[H.P. Yuen, Phys. Rev. Lett. 51, 719 (1983) ]. 1985年,ケーブスは,標準量子限界の定式化を改良して,やはり標準量子限界が成立すると 反論し[C.M. Caves, Phys. Rev. Lett. 54, 2465 (1985) ], 論争になりました. 1988年,小澤は,標準量子限界を打ち破る自由質点の監視が可能であることを数学モデルで 証明し[ M. Ozawa, Phys. Rev. Lett. 60, 385 (1988) ], 観測装置の大型化による感度の向上が容易な「干渉計方式」の優位性を裏付け, 論争を決着させました [J. Maddox, Nature 331, 559 (1988) ]. ここで導入した測定誤差の概念は,後に不確定性原理を改める「小澤の不等式」に結びつきました. 1992年から「干渉計方式」を採用した米大学などの実験チーム「LIGO(ライゴ)」が今回,世界初の重力波観測の 快挙を達成しました.
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